JW CADとは
JW CADとは無料CADソフトのひとつで建築設計などの際に必要な正確な
図面を作成することができる多様な機能をもっています。
線種なども自由に利用者がカスタマイズすることができ、色や幅
寸法などについても同様となっています。
有償の製図用のソフトはほとんどが高価なためフリーソフトとして
リリースされているものは貴重であり、この分野では定番中の
定番ともいえる存在です。
誰でも無料ダウンロードが可能なうえ、動作環境としても最新版では
Windows10にも対応しています。
このページではJW CADについて詳しく見ていきましょう。
JW CAD のダウンロード方法◎
このソフトは作者自身がインターネット上で開設している
公式のホームページのほか、窓の杜ライブラリにも掲載されていますので
どちらかアクセスしやすいほうから無料ダウンロードすることが可能です☆
著作権そのものはわが国の法律により作者自身が有していますが
利用は誰でも無料で自由に行うことができる旨が条件として
明記されています!
最新版のプログラムファイルはWindows10の環境下でも
動作するようになっていますが、もしもインストールしたものの
パソコンのシステムのバージョンが低く動作しない場合や
その他の不具合が生じた場合には最新版ではない従来の安定版のほうを
選択してダウンロードする方法もあります♪
いずれの場合もダウンロードされたファイルをパソコン上で
ダブルクリックしてインストーラーを立ち上げれば
あとはウィザードにしたがって使用許諾条件に同意の上で
インストール先のディレクトリを選択し、実行するだけです★
特に必要がなければデフォルトの設定のまま次々に表示されるボタンを
クリックすれば一連の作業は完了します◎
初心者の場合はあまりデフォルトの設定を変更しないほうが結果としては
スムーズに進むでしょう☆
設定は後からでも変更できるので安心して進めてください(^^)
使い方・基本操作方法!
ソフトには製図に必要なさまざまな機能が盛り込まれているため
初心者にとっては逆にわかりにくい部分もありますが
実際に使いながら基本的なメニューと操作方法を体得するのが
もっとも近道となります♪
まずは怖がらずにあれこれ触ってみてくださいね(^^)
プログラムを立ち上げて最初に表示される画面の中央が作図ウィンドウで
ここがマウス操作で図面を描くスペースとなります★
通常は画面の左右にツールバーがあり、線分や四角形、楕円といった
図形の形状などを指定することができるようになっていますので
作画の際にはまずはこのツールバーで必要なツールを選択した上で
とりかかるのが定石です◎
また画面の上部にはメニューバーやコントロールバーが存在しています☆
メニューバーには保存や印刷などの主要なコマンドが割り振られています!
コントロールバーは選択されるコマンドの詳細設定を行うエリアですので
どのようなコマンドを選択するかによって表示される内容も異なります♪
図形を拡大・縮小する場合はいったんその図形をクリックして選択した上で
マウス操作で引き伸ばしたり縮めたりして簡単に行うことができるでしょう★
その際にはひとつの図形だけではなく、複数の図形をグループとして
いっしょに変換することも可能です◎
使い方・JWファイルをPDFファイルに変換する方法♪
このソフトによって描かれた図面はjww図面という特殊な拡張子が
設定されています★
そのため基本的には同じソフトがインストールされているパソコンでしか
開くことができず、これでは電子メールで図面を送信したり
他人のパソコンと共有できないなどたいへん不便です(>_<)
その解決方法として図面をデフォルトのままではなく
いったんPDF化してしまうことが考えられます◎
市販のPDFソフトをパソコンにあらかじめインストールしておけば
jww図面を印刷する際のプリンターの設定を変更することによって
容易にPDFファイル形式で書き出すことが可能です☆
紙にプリントアウトする代わりにパソコン上に電子的に
プリントアウトするイメージですので、ファイル名やファイルを
保存するディレクトリなども自由に決められます!
PDFならば誰でも閲覧できるようになりますね(^^)
もちろんこのようなPDFソフトのなかには有料ではなく無料のものも
存在していますので、単にプリントして共有することだけが目的の場合は
無料ソフトでも十分に目的を果たすことは可能です♪
複数のファイルをつなぎあわせてひとのファイルにまとめるなど
あとから何らかの加工をほどこすことが想定される場合には
有料ソフトを使ったほうが機能的な制限がなく便利です◎
使い方・レイヤーについて★
JW CADはフリーソフトとはいっても製図に必要な多彩な機能を
使えるところが特徴です!
たとえばアニメのセル画のように複数の透明なフィルムを重ねあわせて
全体としてひとつの図面をつくりだすレイヤーとよばれる機能があります☆
最初からすべての項目をひとつの図面のなかに記載してしまうと
内容を変更したり削除したりするたびごとに元の図面を
編集しなければならなくなります♪
しかしこの機能があれば原図に重ねられた図面だけを部分的に
修正すれば済むほか、特定の文字やパーツだけを非表示にする
取り扱いもできるため、作業効率を高めることができます★
操作のミスでたいせつな原図を破損してしまうなどといった事態を防ぐ上でも
役立つ機能です◎
ほかにもレイヤーごとに縮尺を指定するしくみになっているため
縮尺が違う図形を同一図面のなかに混在させるような
高度な使い方をすることもできます☆
また描かれている図形の寸法そのものは同じで縮尺を変更するような
設定もでき、これは専用の設定画面からの操作を通じて行います!
図形だけではなく文字についても同様の設定ができますので
必要となる図面にあわせて大きさを変形させることも
逆に固定サイズにしてしまうことも自由自在です♪
JW CADのホームページではバージョン履歴やJW CADのデータ形式について
詳しく掲載されているので興味がある人はチェックしてみてください(^^)
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