Thunderbird(サンダーバード)とは
パソコンや携帯端末に送られてくるメールを閲覧する方法の一つに
メールクライアントソフトを利用する方法があります。
このソフトは今日では多くのOSに標準で付属していますが
人によっては機能面に不満があったり使いにくさを感じることもあるのでは
ないでしょうか?
そのような場合はサードパーティー製のものを利用するのもひとつの手段です。
今日、サードパーティ製のメールクライアントには優れた品質をもつものが
たくさんあります。
フリーソフトとして開発されているThunderbirdもそのようなソフトの一つで
公式サイトから無料ダウンロードすることが可能です。
多くのOSおよび言語に対応しており、日本語版のWindowsを使っている人も
もちろん利用できます。
今回はThunderbirdの導入、使い方について解説しましょう。
Thunderbird のダウンロード方法★
ThunderbirdはWebブラウザをつかって公式サイトを開き
白い文字で「無料ダウンロード」と書かれている緑色のボタンを押せば
最新版のインストーラーのダウンロードが始まります◎
あとは手に入れたインストーラーを実行していくだけで
インストールが完了します☆
公式サイトを開く際にOSと言語が判定されるためすぐに日本語版の
Thunderbirdを入手することが可能です!
もし他言語版やWindows以外のOS用のものが欲しい場合は
緑色のボタンのすぐ下にある「システムと言語」と書かれている部分を
クリックします♪
すると現在対応している言語とその言語版のOS向けのインストーラーへの
リンクが一覧となって表示されるので、ここから欲しいものを選んで
ダウンロードしましょう★
Thunderbirdは基本的には最新版を導入していれば問題はありません◎
デフォルトで日本語対応してくれているのでパッチを当てるなどの
手間がないのはありがたいですね(^^)
しかし端末の環境によっては最新版のThunderbirdがうまく
動作しないことがあります☆
そのような場合は開発元のFTPサーバーで旧バージョンのインストーラーを
探しましょう!
サーバー内には今日までに配布された全てのバージョンのThunderbirdに
関するファイルが保存されており、旧バージョンもいつでも
手に入れることが可能です♪
使い方・設定方法◎
Thunderbirdは初めて起動した場合は初期設定の画面が表示されます★
ここで「メールアカウントを設定する」を選ぶと名前、メールアドレス
パスワードの入力画面に移行するのでメールサービス側から提供された
アドレスとパスワードを正確に入力します!
するとメールサービスの利用に必要な情報の検索が自動的に始まるので
結果が表示されたら「完了」を選択しましょう☆
なおGmailの送受信に使いたい場合は先にGmail側の設定でIMAPを
「有効」に設定しておかないとエラーが表示される可能性があるので
注意が必要です(>_<)
もし他のメールソフトから設定やアドレス帳などを移行させたい場合は
「ツール」メニューから「設定とデータのインポート」を選択し
表示されるウインドウの中から移行させたい項目を選び
次いでインポート元を選択すれば移行作業が始まります◎
一方Thunderbirdの設定等をエクスポートするためには専用の
拡張機能の導入が必要です★
Thunderbirdの操作にある程度慣れてきたら、メール振り分けの
設定をすると便利でしょう!
振り分け先のフォルダを作成した後、メッセージフィルタと呼ばれる機能を
つかって特定の条件を満たしたメールを作成したフォルダに
移動させるように設定すればメール受信時に自動的に
仕分けさせられるようになります☆
振り分け機能を使うことで大事なメールが埋もれることを
防ぐこともできるのでぜひ導入しましょう(^^)
使い方・移行方法!
他のメールアプリからThunderbirdに移行する場合にとるべき方法は
移行前に使用していたソフトによって異なります♪
GmailなどのWebベースのメールアプリから移行する場合
メッセージについては新たにメールアカウントを設定するだけで
移行させることが可能です★
ただし、連絡帳についてはcsv形式でエクスポートされたファイルを
読み込まなければならない場合があるので注意が必要です◎
windows liveメールやwindows10に付属しているアプリから移行する場合
メッセージについては移行前に使用していたアプリでeml形式の
ファイルとしてエクスポートしておきます☆
アドレス帳についてはImportExportToolsというアドオンの機能をつかい
移行させたい連絡先をvCardファイルにエクスポートした後
アドレス帳に書き込む項目を増やすことができるアドオンを導入して
インポートを行えば移すことが可能です!
outlookから移行する場合は一度Thunderbirdのバージョンを31.8に落とし
設定ウィザードを利用してメール等を移行した後
最新版にアップグレードすれば完了します♪
この他にも方法はありますが開発元では簡単に移行できるこの方法を
推奨しています★
使い方・バックアップ方法☆
サンダーバードのバックアップを手っ取り早く行いたい場合はツールは
一切不要で、プロファイルを他のフォルダにコピーするだけで完了します◎
Thunderbirdのプロファイルフォルダは「ヘルプ」メニューの
「トラブルシューティング情報」を選択し、その後プロファイルフォルダーと
書かれている部分の横の「フォルダーを開く」のボタンを押すと
開くことが可能です!
復元したい場合はprofilesフォルダに全てコピーした後
一つ上の階層にある設定ファイルを開いて書かれているプロファイル名を
元のものに変更すればバックアップ前の状態に戻ります★
この方法を応用すればUSBメモリーをつかって別の端末に自分の
Thunderbirdの環境をそっくりそのまま移すことも可能です♪
またバックアップソフトをつかう方法もあります☆
例えばMozBackupと呼ばれるフリーのソフトでは簡単な手順をふむだけで
保存されているデータすべてだけでなく、保存しておきたい内容を
指定してバックアップをとることができます◎
先に述べたImportExportToolsと呼ばれる拡張機能にはメールだけなく
プロファイル自体の書き出しと読み込みも行う機能も用意されており
導入しておくと重宝するでしょう!
Thunderbirdのホームページでは機能を拡張するアドオンのほかに
さまざまなテーマを入手できるので好みのデザインに変更することも
できます(^^)
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