年金の種類と仕組み
年金にはいろいろな種類があります。
国民年金、厚生年金、共済年金年金、個人年金などです。
これらのうち日本国民が必ず加入しなければならないのが国民年金です。
国民年金は20歳になったら加入の義務があり、
現時点では60歳まで40年間保険料を支払うと65歳から
国民年金の老齢基礎年金が支給されます。
1号保険者の掛け金の金額は平成28年度は月額16260円です。
受給額は40年欠かさず支払った場合満額で約80万円です。
掛け金と同額を国が負担しています。
サラリーマンとその被扶養配偶者の場合はそれぞれ国民年金2号保険者と
3号保険者になり自分で直接支払うのではなく
厚生年金や共済年金など加入している所がまとめて納付する形になっています。
したがってそれらに加入している間は自動的に保険料納付済み期間となります。
自営業者の年金
それと異なり、農業に従事している人や自営業者は
自分で保険料を納めなければなりません!
このような人を1号保険者といいます。
1号保険者には自営業や農家の人のほか、
退職したサラリーマンの妻などもはいります☆
1号保険者が保険料を納めていない場合はその期間が未納期間となり、
将来の基礎年金額が減額されてしまいます×
経済的に苦しい場合、ただ未納にしておくのではなく
保険料免除の届け出をしていれば将来の老齢基礎年金額を未納の場合より
多く受け取ることができます。
届け出は大切です◎
万が一未納分があっても、遡って支払うこともできますが
期限があるので注意が必要です。
厚生年金について
厚生年金は会社で働き始めると加入する公的年金制度で、
国民年金という基礎年金に上乗せされる形で支給されるものです★
保険料は給与の額に一定の割合をかけて決められており、
給与が高ければ保険料も高くなる仕組みになっています。
保険料の半分を本人が負担し、残り半分を雇用している
事業者が支払う仕組みになっています!
将来の支給額も同一ではなく、
払った保険料の総額で差がつく仕組みなっています☆
給与が多い人は、将来の支給額も多いということです。
自分が将来いったいどのくらいの年金をもらえるのか
年金見込み額を知りたい人は日本年金機構のインターネットの
ホームページから調べることが出来るようになっています◎
これまでの自分の国民年金保険料支払い歴を確認することもできます。
その他の年金
共済年金は公務員などが加入するもので、
厚生年金と同じような仕組みです☆
個人年金は生命保険会社やかんぽ生命などが扱っている保険商品で、
公的年金を補うために必要と思う個人が掛け金を支払って加入します!
終身型と期間を決めて受け取る形があります★
普通の銀行預金に預けているよりは将来の受取額が有利になっており、
所得税の控除も受けることが出来るので一考に値します◎
収入に余裕がある人は検討してみてはいかがでしょう?
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