高速連写にぴったりのフォーマット
日本が世界に誇るソニーはそれまで存在しなかった新技術や新製品を
世に生み出して市場をリードし社会を変えてきたという歴史があります。
各社が共通して同一のメディアを採用する中、毅然として独自開発の
記録メディアを開発し採用しています。
今回はそんなソニーの記録メディアのひとつであるXODカードについて
紹介しましょう。
使用できる機種は?
デジカメやゲーム機とパソコンの間でデータをやり取りする
メモリースティックが代表的ですが、今日では2010年の11月に
新発表されたXQDカードがあり完成形に到達したのは2011年12月の事です◎
しかしソニーが満を持して市場投入したのにも関わらず数年間にわたり
話題になる事が無く、その存在自体を認知している方も多くないという様相でした(>_<)
その理由は形としてはよく似ている既存のSDカードとの差異が
わからないというユーザーが多い事に加え、カードに対応できる
デジタル一眼レフカメラ自体が少ないためです★
これではなかなか認知されづらいでしょう…
具体的にはカメラメーカーのいわゆるフラッグシップモデルと呼ばれ
主にプロカメラマンなどがビジネスを目的として使用する機種しか
対応しておらず、過去モデルを含めても3台しかありません!
しかも開発しているソニーでさえもレンタルを含めた業務用の2つの機種と
家庭用のビデオカメラの1台のみなのでシェア率が低くなってしまうのは必然でしょう☆
XQDカードのメリット◎
これほど導入率が低いのにも関わらずラインナップの中から
無くならない理由とはプロユースで使えば明瞭に感じられる程
SDカードとの違いがあるためです★
そのためフラッグシップモデルにのみ頑なに残し続けているという
所以にもなるのですが高精細な写真撮影を行う場合は1つのファイルの
データサイズが大きくなるので保存に時間を要しますし
シャッターチャンスを逃さないように連射をすれば処理速度が追いつかずに
フリーズしてしまう恐れもあります!
上位機種になれば書き込み速度が速いカードでも処理が追いつかなくなり
ユーザーをやきもきさせてしまうものの、XQDカードなら2倍の処理能力を
有しているので100枚しか連射できなかったシーンで200枚も連続撮影が行えます☆
書き込みが速いという事は当然カードリーダーにおける読み込み速度も
高速であり60GBのデータをSSDに対し転送する際7分間かかっていたものが
3分間に短縮でき、バックアップの作成やメディアへのアップロード
といった次の作業に速やかに取り掛かれます♪
これらは大きなメリットと言えるでしょう(^^)
ソニー以外でも発売☆
このようなSDカードとの違いがある記録媒体はソニーが開発したものの
現在では他のメーカーも販売しておりソニーに次いで知名度が高いのがレキサーです!
かねてより記録メディアの品質が良いとしてファンが多いので本家を選ばずに
選択していた方も多いのですが2016年の3月におよそ1ヶ月前に発売されたカードが
amazonにて価格がおよそ半額になった事は大きな驚きを持って報じられました★
まるで叩き売りのようにも見受けられる程の値下げであったため
レキサーが研究を取りやめるという憶測も流れましたが
理由としては内外価格差を解消するためであり、SDカードとの違いを
明確にしつつ販売し続けています♪
ソニーのホームページでは対応表や各シリーズについて詳しく紹介されています。
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