漢字能力を測定する技能検定
漢字検定とは漢検の略称で知られる検定であり、正式名称は
日本漢字能力検定と言います。
言わずと知れた漢字力を問う検定試験であり上位の級に合格すれば
進学や就職において有利に扱われることもあります。
10級から1級までの構成となっており、準2級と準1級を含めて
12段階あります。
4級、5級の難易度★
受験者が多くなるのは5級以降からであるため子供に受けされる場合は
小学生の間に5級合格を目指すのがおすすめです◎
5級では小学校6年生修了程度の難易度となっています!
対義語や類義語も出題されるので単に漢字の書きと読みだけでは
通用しにくくなってくるのもこの級の特徴です☆
加えて筆順など大人でも難しい問題も登場します!
正しく覚えていたつもりでも、全く間違っていることもあって
筆順は奥深いです…
4級になると中学校在学程度の漢字が出題されます★
この級を小学生のうちに取得することができれば、中学校受験において
有利になることもあります♪
この級で初めて出題されるのは熟字訓です◎
熟字訓とは七夕(たなばた)や小豆(あずき)の類を指す言葉です(^^)
2級で常用漢字を全てカバー♪
3級になるといよいよ中学校卒業程度の漢字が出題され
レベルもグッと上がってきます!
この級が取得できれば日常生活を送る上ではあまり困ることはありません☆
中学生で漢検を始めた子が最初にぶつかる関門でもあります(>_<)
準2級では高校在学程度の漢字が出題されます★
高校生はもちろん社会人の受検者が増える級でもありますが
四字熟語や音読み訓読みの使い分けも重要になってきます◎
熟語の構成も把握しておかなければならず、書ければそれで良いという
問題は少なくなります×
2級ではついに常用漢字の全てが出題範囲となり
この級を取得できる実力があれば新聞やテレビで使われる漢字に
苦労することはありません(^^)
社会人の漢字力の指標にもなる級でもあるため
この級を1つのゴールとしている方も少なくありません☆
漢字検定を取得するならばやはり3級以上を目標にしたいですね♪
難解な準1級以上に挑戦!
準1級になると常用漢字だけでなく古典的文章に登場するような漢字も
把握する必要があります★
一般的な漢字の問題集ではレベルが足りないので特に難易度の高い
問題集か過去問を使って勉強するのが良いでしょう◎
故事成語や諺などもどんどん出題されるので、幅の広い勉強が
必要となります☆
漢検における最上級である1級ではそれにふさわしい
難問が出題されます!
一般的には使用していない漢字での国名や地名も登場します♪
普段は英語やカタカナで表すような単位も漢字で表記され面白いです(^^)
漢語や国字といった日常生活を送る上ではまず見ることがない漢字も
出題されるので相当な勉強が必要となります★
いわゆる漢字好きや国語教師であっても合格は難しく、合格できれば
日本人の中でも屈指の漢字力を持っていると言えます!
漢検を受けたい時はホームページにアクセスし日程を確認しておきます◎
あとは都合の良い日を選択して出願しますが、特に受験資格などはなく
誰でも何度でも受検することができます☆
就職や受験のために受けるのも良いですが大人になってからの趣味として
受ける方も多いく、漢字に関する雑学が身につく楽しみも魅力です♪
興味があるようでしたらまずはホームページで出題例などを
チェックしてみてはいかがでしょう?
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